床生活でダラッとしてしまう原因は?

投稿日: 2016年2月2日 カテゴリー:

おはようございます。

カラダ会議室代表 山名真悟です。

昨日ブログで書いた「床の生活で腰が痛くなる。」では

パソコンと自分の目線が合わないとどんどん姿勢が悪くなって

腰の筋肉に負担がかかるというお話でした。

前回のブログ

t_0191796e2ef7a79eca369604e6d2ee9838

しかし上の姿勢になってしまう原因はそれだけではありません。

今回はその別の原因についてお話しさせていただきます。

写真を見ていただくと

上半身が倒れて腰が丸くなっているのと同時に骨盤が後ろに倒れてしまっています。

この状態を骨盤が後傾(こうけい)しているといいます。

身体を真っ直ぐにしようとしていても

骨盤を支えている筋肉が緊張したり、柔軟性が低くなっていることで

骨盤が引っ張られて後傾してしまうということも

大きな原因の一つです。

骨盤の周りには多数の筋肉が張り巡らされていて

骨盤を前後、左右、回旋方向に支え合い骨盤を安定させています。

しかし身体の前側の筋肉が緩んで、後ろ側の筋肉が硬くなると

前後のバランスが崩れて骨盤が傾いてしまうのです。

では本題の床生活で骨盤が後傾させてしまう筋肉を紹介しましょう

それは太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)です!

ハムストリングスは骨盤の後ろ側についていて、硬くなると骨盤が後傾します。

簡単に試してみましょう。

脚を真っ直ぐ延ばして長座で座ります、

身体が硬い人はこれだけで上半身を真っ直ぐ立てられない方がいると思います。

上半身を真っ直ぐ立てているつもりでも、骨盤は後傾してしまっている方もいるので

上半身を真っ直ぐにし、おへそを前に突き出すようにして、

ハムストリングスに硬さを感じた方は引っ張られている状態です。

日本もイスの生活が増え、床生活が減っていたり、

あぐらをかいたりすることで、骨盤まわりの筋肉が硬くなっていっています。

長座で座ることなんてほとんどないと思います。

そうなると骨盤の後傾が進み

座っている姿勢がどんどん悪くなり、写真のような状態になってしまうのです。

ハムストリングスの柔軟性を出してあげることで

骨盤は良い姿勢に保ちやすくなります。

簡単な前屈で構わないので、毎日しっかりストレッチをして

良い姿勢を保ち、腰痛を予防しましょう。

t_00fcdc3eb363b730b394cf6bb38076dd30

« ホーム »
ページトップへ