赤信号になってしまった場合

投稿日: 2016年2月9日 カテゴリー:

おはようございます

カラダ会議室代表 山名真悟です。

カラダの信号シリーズ

危険な赤信号

黄色信号を我慢したり、放っていたりすると

強い痛みと共に赤信号が発信されます。

赤信号になってしまった場合、カラダはどういう状態なのか

お話しさせていただきます。

赤信号とは

「生活に支障が出るほどの痛みや運動障害が出ている状態」と考えます。

ギックリ腰で起き上がることができない

四十肩・五十肩で腕が上がらずに洗濯物を干せない

膝の炎症で長時間歩けない

このような大きな症状だけでなく

手の使い過ぎで起きる腱鞘炎などで指一本動かないだけでも

痛みにより生活に支障が出るのです。

上に挙げたような症状はカラダの中で炎症が強く起きている状態で

解りやすく表現すると、足首を捻って「捻挫」して足首が腫れあがってしまうのをイメージしてもらい

ギックリ腰では「腰部捻挫」、四十肩では「肩部捻挫」、膝では「膝部捻挫」と表現されて

その部分で捻挫が起きてしまい腫れあがっているのです。

捻挫が起きて赤信号が出てしまうと黄色信号の時とは違い、

炎症期間が長く回復まで時間がかかりますし、治まるまで強い痛みは続きます

炎症が治まっても関節・筋肉共に動きが悪くなっていて元の動きができるまで、よりかかります

痛みも落ち着いてきて「ちょっといいかな」と思って動いてみたら再発してしまった。。。

など、

期間も、我慢する痛みも全て黄色信号より赤信号の方が数倍辛い症状が待ち受けているのです。

私も治療家としてギックリ腰をしてしまった方を数多く見てきましたが

違和感(黄色信号)の段階で治療できた方は動きも痛みも改善しやすいですが、

炎症が起きてから治療に来た方は1回で全快するのは難しかったり

動きは改善しても痛みが残ったりすることが多いです。

四十肩や五十肩ですと、

炎症が起きて腕が痛くて上がらない状態まで来てしまうと

半年~1年動かす時に痛みが出たり

痛みがなくなっても肩周りの筋肉が縮まり80%くらいの動きしかできず

予後も黄色信号で改善するより、悪くなってしまうのです。

黄色信号のブログでも書きましたが

早いうちに自分でケアすることで赤信号は防ぐことができますし

ケアの方法がわからない時は治療院やマッサージ施設などでケアをしてもらったり指導を受けると

炎症の回復も動きの改善も早くすみます。

赤信号の炎症が起きてしまってから「やってしまった。。。」と言ってもそう簡単に炎症は治まってくれません。

黄色信号が出たらちゃんとしたケアをする

もちろん信号が出る前に定期的にケアすることが

カラダの良い状態をキープすることにつながるのです。

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