「自分、偏平足なんです。」
整骨院で働いている時によくお客様に言われました。
なんとなく偏平足ってつちふまずが平らになっている
そのようなイメージがあるかと思います。
では偏平足になると結局どうなるの?
偏平足になったらどう対処すればいいの?
今回はそんなお話です。
ではまず偏平足になるとどのような症状が出るのか
皆さんのイメージ通り偏平足はつちふまずのカーブがなくなって
平らになってしまっている状態です。
つちふまずの役割としてカーブが足を着くときのクッションになり
衝撃を吸収してくれるものです。
そのクッションが無くなってしまうってことは
一歩一歩あるくごとに自分の体重の衝撃が逃げ出せず
体に衝撃が伝わってしまうのです。
長く歩くと足が疲れやすいというのはもちろんのこと
クッションがなくなっているのをカバーするために歩行時に正常な足の着き方できずに
歩き方も悪くなってしまいます。
そして歩き方が悪いと足首の関節が不安定になったり
膝のO脚につながったりと一つ一つがどんどん悪い方向へ進行していってしまうのです。
さて、偏平足になったらどう対処すればいいでしょうか。
やはり一度変形してしまうとなかなか戻るにも時間がかかってしまうのが現状で
治療にも日常生活で気をつけることが必要です。
つちふまずを作るサポーターやテーピングをまくのが一番簡易的で
平らになったつちふまずにカーブを作ってあげることができます。
しかしそれだけでは根本的な原因が解決しないので
どうしても足の裏の痛みが強く出てしまう、疲れが取れない
などあるようでしたら病院などで足首の関節の向きや歩き方など
しっかりと理解して解決しなければなりません。
ご自分でやる日常生活動作を変化させたり
運動療法やマッサージで十分に効果が出てくる症状なので
諦めずにケアを続けてくださいね。