猫背の4つのタイプ ②

投稿日: 2015年11月30日 カテゴリー:

現在カラダ会議室通信は「猫背」週間でございます。

前回は「首猫背」を紹介させていただきました。
首猫背のブログ

さて今回は

②胸猫背
このタイプは胸のあたりが前傾して、
肩甲骨も丸まって肩幅が狭くなるような姿勢になります。

これもやはりパソコンを使う方がなりやすく自分でポーズをとってみるとわかるのですが、
キーボードを使って腕を前に出している姿勢が原因になりやすいです。

他にも女性の方にも多く見られ、それは
胸の重たさが辛くなってきて背中が丸まってしまうということがあるようです。
巨乳の方って胸重たいって言いますもんね。。。

このタイプの方は
胸の筋肉が詰まって固くなっていたり
左右の肩甲骨の間が引っ張られていて背中のコリが強いと感じる方が多いです。

胸が詰まっているため肺が膨らみにくく
何となく呼吸が苦しく感じたり、階段の上り下りですぐ疲れたり呼吸が乱れたりします。

では胸猫背の簡単な改善方法を紹介していきましょう。

これはとにかく胸の筋、肩甲骨まわりの筋肉をほぐし

肩甲骨を動かしてあげることが大切です!

まずは手の届く胸の筋肉をほぐしましょう。

4本指を立てて、鎖骨の下にある胸の筋肉をなでるようにクルクルとやってほぐしましょう

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すぐ下が骨になるので強くやる必要はありません

深呼吸をしながら少し硬くなっている部分を入念にやってあげるのがコツです。

次に背中をほぐしたいところですがなかなか手が届きません・・・

肩甲骨は運動療法をやっていきましょう

指先を肩先にあてて、肘をクルクル回すように運動しましょう

回す時に腕ではなく肩甲骨を回すように動かすのがコツです

腕を伸ばして大きくグルグルまわすよりこの姿勢の方が肩甲骨を意識して回しやすくなります。

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この運動療法をすることで日常でも肩甲骨の動きを意識することができるようになるので

姿勢をよくするときに肩甲骨を「キュッ」っとしめてあげるだけで

より良い姿勢を作ることができます。

女性も胸猫背で丸まっているよりも姿勢が良くなっている方が

バストアップにもなります!

これはやるしかない!

もちろんさっき手が届かなかった背中の部分などマッサージでほぐしたり

なかなか動かしづらい肩甲骨をプロのマッサージ師に動かしてもらうことで、より良く姿勢の矯正ができるので

定期的にマッサージなどの治療はしていきましょう。

次回も続いて猫背③を紹介しますのでお楽しみに♪

猫背の4つのタイプ ①

投稿日: 2015年11月26日 カテゴリー:

みなさん最近巷で噂されている「スマホ猫背」って知っていますか?

近代携帯電話が流通し、ほとんどの人が持っていて

暇になるとSNS

電車に乗ってはテレビを見たり本を読んだり

家に帰ればメールチェック

常に使ってらっしゃいますよね?

いわゆる「スマホ猫背」というのは

携帯電話を見るため、首を少しうつむく姿勢で長時間いる事が良くない姿勢につながるのです。

と、「スマホ猫背」を紹介してきましたが。

猫背には4タイプあり、それを一つずつブログの更新ごとに紹介していきましょう。

本日はスマホ猫背の本来の名称である

①首猫背
スマホだけでなく、パソコンの作業やデスクワークが多い方がなりやすく、
「IT猫背」なんて呼ばれることもあります。

姿勢を正せようと背骨を真っ直ぐにしても首や顎が前に突き出るようなタイプです。

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このタイプは首の関節や前後の筋肉のバランスが崩れるため

肩こりが強く感じられ、それに伴う手の冷えやシビレなども出てきます。

もちろん首の動きも悪くなり、上を向いたりするのも圧が強くなって痛みが発生します。

そりゃ頭だけ前に突き出てしまっていては首に負担かかっちゃいますね。。。

頭というのは成人の大人ですと5kgほどあると言われていて

真っ直ぐに背骨に乗っていれば簡単に支えることができるのですが

前に突き出ていることで前側には詰まったような重さ、後ろ側は引っ張られる様な重さがかかり

5kgだけでなくその頭を支えるために10~30kgくらいの負担がかかると言われています。

さて、それでは首猫背の方のための簡単な改善方法を紹介していきましょう。

まずは座る姿勢を正すため骨盤を立てて背骨を真っ直ぐにしましょう

両手の指を首の後ろにあてて息を大きく吸って

息を吐きながら上を向くようにストレッチしましょう。

首の後ろに指を当ててあげることで首の後ろの筋肉をサポートし負担を減らしてくれます。

指を当てないで強く上を向いたりグルグル回してしまうと

関節に強い負担がかかってしまって、逆効果になってしまいますので

無理やりやらないように注意をしてください。

他にも「スマホ猫背」「IT猫背」と言われているだけあって

スマホをいじる時の位置や、パソコンの画面の位置を変える方法などもありますが

スマホを使うとき目線の位置で操作するなんて、、、、

一度やってみてください、腕がめちゃくちゃ疲れます肩がこりそうです。

確かにうつむかなくなることで首猫背の予防になるかもしれませんが

別の意味で肩こりしちゃいます。。。

パソコンでもデスクの高さや椅子の高さを合わせて目線の高さにすることができますが、

時間がたてばやはり少しダラッとしてしまいどうしてもやり辛くなってしまうという方がほとんどです。

もちろん日常の中で姿勢を正したり、丸まらないようにすることが一番の改善方法でもあるのですが

まずは自分のやりやすいストレッチなどから初めて

少しだけでも改善してからそのような対策をとってあげると

辛さもなくなり、今後も同じ症状になりにくくなると考えています。

もちろん定期的にマッサージや猫背矯正などをしてあげることで

正しい位置を思い出すことができるし、肩こりの痛みも軽減されるので

治療も大切な対策の一つです。

猫背は長時間かけて出来上がってしまった姿勢なので

治すのも小さなことからコツコツと長時間かけて治してあげることで良くなっていきますよ。

背骨について

投稿日: 2015年11月24日 カテゴリー:

カラダ会議室代表 山名です。

午前中はパソコンと格闘しながら仕事をしています。

短時間でも画面を見て作業しているとどんどん姿勢が悪くなって

なんだか首が痛くなる。

そんなことありますよね。

今回から何回かに分けて猫背の話をしていこうと思います。

そして今回は姿勢の基礎の基礎。

背骨についてです。

背骨はいくつかの骨に分かれていて、

首の骨(頚椎)
胸の骨(胸椎)
腰の骨(腰椎)
骨盤の骨(仙骨・尾骨)

となっています。

そして背骨の角度が変化したり筋肉が引っ張ったりすることで

猫背の種類も変わってくるのです。

よく子供のころに「姿勢を伸ばしなさい!」と言われて

背中をピンッと伸ばしてましたが。

その時、背骨もピンッと真っ直ぐになっていると思われるかと思いますが、

背骨は真っ直ぐになっているわけではありません。

下の写真を見ていただくと背筋を伸ばした状態でも

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背骨というのは前後に波打つようにカーブしています。

このカーブがあるからこそ人間は背筋をのばすことができ、

二足歩行ができるほど重要なカーブなのです。

特にわかりやすいこのカーブの効果は

ショックの吸収です。

人間は歩いているだけでも体重が衝撃として全身にかかってきます

階段の下りの時は体重の何十倍もの衝撃がかかると言われていて

その衝撃をどこかで緩和しなくてはなりません。

そう!

背骨のS字のカーブが衝撃を前後に逃がしているのです。

しかし、姿勢が悪くなりS字のカーブがきつくなってしまったり、

S字がなくなり真っ直ぐになってしまうことで

衝撃が逃げだぜず腰の根元や、首の根元あたりに

ストレスが全てかかってしまうという状態になってしまうのです。

これがまさに肩こりや腰痛の原因となってしまうのです。

姿勢大切ですね。

これからブログを更新していくごとに猫背のタイプや

その原因・改善方法など書いていきたいと思いますので、

読んでいただければと思います。

自律神経

投稿日: 2015年11月19日 カテゴリー:

さっきテレビを見ていたら「自律神経」の話をしていました。

「自律神経がくずれて~」とか「自律神経のバランスが~」って言ってましたが。

まぁなんとなく皆さんニュアンスでわかったような、わからないような。

自律神経ってなんなんだ?

という方もいるんじゃないかと思います。

今回は簡単ですが「自律神経」について説明してみようかと思います。

自律神経とは・・・

人間のいろいろな生体機能を調節する司令塔のようなもの

体温や内臓の動きなども脳からの指令が入り、自律神経として

「動いて温めろ!」とか「もっと落ち着け!」など体の中で

自動的に起こっているわけです。

あと皆さん「交感神経と副交感神経」って聞いたことありますか?

この両者は自律神経の働きを分けたものになります。

自律神経→交感神経(体を緊張させたり動かしたりする働き)
→副交感神経(体を落ち着かせたり消化機能を働かせる)

という様に働きが分かれています。

先ほど自律神経のところで話したところに当てはめると

交感神経が「動いて温めろ!」

副交感神経が「もっと落ち着け!」ということになります。

さて、こんなことをあれこれ書いても結局わからなかったりしますよね。

では皆さんの環境に合わせてお話ししてみましょう。

ここ最近急に風が強くなり気温が下がりました。

この時体の中は

「なんだ?今まで暑くて体温下げる機能ばかり使ってたから、温める機能なんで急に出せないよ!」

ってなってます。

そうなると自律神経の体温を調節する働きが追いつかないで

風邪をひいてしまったりする、という流れです。

このような季節の変わり目や年齢を重ねると

自律神経の働きが追いつかないでバランスが悪くなります。

そんな時は食事で体温の温める効果のあるものを食べるや、

今までシャワーだけで済ませていた風呂を湯船につかるようにするなど

自律神経のサポートをしてあがられればバランスを整えてくれます。

定期的な運動も自律神経を引き出してくれるので

とてもいいと思います。

またこれから暑い日と寒い日の変化が多くなってくるので

皆さん自律神経を整えて元気に生活していきましょう!

コタツで寝ると良くないのはなんで?

投稿日: 2015年11月17日 カテゴリー:

冬らしい季節になりましたね。

私の家でも「まだ早い、まだ早い」と思って我慢していたコタツを出してしまいました。

コタツって気持ち良すぎで抜け出せなくなってしまうんですよね

「ダレてしまうから私はコタツは出しません!」

という友人もいるくらいです。

我慢が途切れたきっかけは

お客様にミカンをいただいて、机の上に並べていたら

ミカン・ミカン・ミカン・コタツ・ミカン・コタツ

コタツでミカン!

そんな感じです。

コタツって気持ち良すぎて寝てしまいますよね。

しかし昔からコタツで寝ると風邪ひくよ!って言われてきました。

確かにコタツで寝ると疲れが引いていない様な感じもしますよね。

それってなぜなんでしょう?

ずっと暖かいからいいじゃないか!と思ったり

汗をかいてしまうから?

もちろんそれはそうなのですが、

主な原因としては、

コタツに入って寝てしまうと

身体のスイッチを切れないという問題があるのです。

身体を温めて眠ることはとてもいいことなのですが、

睡眠に入ると身体はスイッチをOFFにして休めるために体温を下げようとします。
(体温を上げたり保ったりするのはONの状態のため)

しかしコタツに入って睡眠に入ってしまうと

スイッチをOFFにするために体温を下げようとしても下げられず

体温を保ってずっとONの状態が続いてしまうのです。

すなわち休まっていないんです。

コタツで寝てしまうと途中で起きてしまったりするのもそのためです。

みなさん、寒い時期コタツで暖まるのはいいですが

そのままグッタリしないようにしてくださいね。

起きた時にそれ以上にぐったりですから。。。

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