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冷やせばいいの?温めればいいの?

投稿日: 2015年11月6日 カテゴリー:

こういうときどうすればいいの?シリーズ

いや、こんなシリーズ初めてなんですけどね。。。

良く聞かれるので書いてみようと思います。

たとえば「首が回らなくなった時」

どうにもこうにもならない状態ですよね、

後ろから人に呼ばれたら首が回らないから上半身で振り向くあの感覚

どうしたらいいんだッ!

なにしたらいいんだッ!

温めたらいいのか!?冷やしたほうがいいのか!?

そんな時は、痛みの出た時期に合わせて対処が違います。

まず炎症期といって熱をもってズキズキ痛い時で、痛みが出た初期の頃です

この時期は体で炎症が起きて熱くなっているので

冷やしてあげることが大切です。

ビニール袋に氷を入れて直接10分ほど冷やします。

それ以上長い時間を冷やしてしまうと凍傷を起こしてしまうこともあるので10分までです。

冷やしただけでその場ですぐに少し回るようになったりするぐらい効果が出ますが

数時間たつとまた回らなくなって熱を帯びてきます。

そうしたらまた冷やしてあげるというような事を何度かやってあげたらいいと思います。

炎症期は強い痛みが出てから大体2~3日続き、

だんだんと痛みが落ち着いてきたら回復期に切り替わってきます。

そうしたら少しずつ温めてあげるといいのですが

温めるのはあまり意識せず、風呂にゆっくりつかるとか

どちらかというと冷やさないようにするくらいの気持ちでいいです。

2~3日たっても痛みが強い場合とかズキズキが治まらない時は

まだ炎症が残っていたり、その他にきちんと検査しなくてはいけない症状だったりもするので

強い痛みが長く続く場合は病院でしっかり診てもらうことをオススメします。

おまけに合せてよく聞かれることをもう一つ

冷シップがいいの?温シップがいいの?

なのですが、シップ自体は張った場所を冷やしたり温めたりする効果はほとんどありません。

「スーッ」と感じるか「カーッ」と感じるかの違いくらいです。

ですので、自分に合った気持ちいい方をやっていただいて構いません。

どちらかというと、温シップはかぶれやすかったりもするので

冷シップの方が安全かなと思います。

本来は首が回らなくなる前に何かしら体には反応があって、

「あー肩と首がいつもよりはってるな」とか感じることが多いので

その時点で治療をしておくのが最善ですので

体に何かしら反応があったらケアをしておきましょう。

突き指で。。。

投稿日: 2015年11月4日 カテゴリー:

カラダ会議室の山名です。

私は中学のころからバレーボールをやっていて、あまり怪我はしないほうでしたが

足首の捻挫と手の突き指はどうしてもやってしまいます。

そして中学の頃突き指をするとなぜか広まる噂

「そんなの引っ張っておきゃ治るよ!」

こんな事を言われまして、自分もよく引っ張ってましたよ。

悲しいくらい。。。

今でもこんな噂ってあるんでしょうか?

私が学生の頃の噂なんで15年近く前はみんな言ってましたからね。

もちろんダメですよ引っ張っちゃ!

突き指というのは

強制的に指が可動しにくい方向に引き伸ばされて、

それを支えている靱帯が炎症を起こしてしまっている状態です。

簡単です、引き伸ばされて炎症起こしてしまったものを

またむりやり引っ張ってしまっては炎症を余計に引き起こします。

靱帯も表面だけの炎症だったものが

部分断裂したり完全に切れてしまうことだってあります。

そんな事をしてしまったら痛みも治療期間も倍増です。

学生で治療期間が延長することはとてもかわいそうなことです。

突き指は絶対に引っ張っちゃだめですよ!

おまけになんで「引っ張る」という噂が出るのか。

これは予想ですが、脱臼して指がおかしな方向に曲がってしまったときは引っ張って治すからだと思います。

しかし、もし脱臼した時は引っ張ればいいんだ♪なんてことはありません。

脱臼した場合は決まった角度で決まった方向に引っ張らなくてはいけないので

素人が引っ張ったところで戻りませんし、これも悪化させる原因です。

他にも色々な医療的な間違った噂ってあるので

またブログに載せたいですね。

10月に入って朝晩は「寒いな」と感じるようになってきましたね。

昨日施術させていただいたお客様で

どうしても腰とお尻に痛みと鈍痛があって動くのがツライ

ということで腰をほぐしてほしいと言われました。

腰を触ってみるとピンポイントで硬いところはあるが、全体的にはそこまで硬くなっていない。

お尻の鈍痛は軽度の神経症状が出ているみたいですが常時痛いわけではない。

週に3回はジムに行っていて、マシントレーニングやスクワットをやっている。

前屈では床にぴったり掌が付くくらい柔軟性はある。

このような状態でした。

背中側全体は大きな原因となるものが見られません。

しかし、うつぶせで膝を曲げるストレッチをしてみると、ももの前に痛みが出て、かかととお尻がくっつかない。

股関節を後ろにそらせるようなストレッチをするとほとんど伸びない。

そうです、身体の前側の筋肉が硬くなっているのです。

人間の体は前後左右全体的なバランスがとても大切で

背中が柔らかくあっても前側が硬いと姿勢が崩れて様々な症状が出ます。

お客様自身も腰が痛いからマッサージ機に乗ってほぐしていたのですが全然よくならなかったそうです。

よくストレッチと聞くと皆さんは

前屈だとかアキレス件伸ばしとか身体の背面を伸ばすストレッチをイメージして

背面側を伸ばすことばかりやってしまいます。

そもそも前側の筋肉の伸ばし方を知らないっていう方も多いです。

そこで今回施術したお客様には

お腹・骨盤の前・太ももの前を重点的に施術とストレッチを行ったところ

腰の痛みやお尻の鈍痛、脚の上りが大きく改善されたようです。

そう、腰は腰!というわけではないのです!

身体の全体のバランスというのは

日常の生活スタイルや、動作でどんどん悪い方向に固定されていくこともありますし、

今回のお客様のようにジムに行っているような方でも

ストレッチのやり方や効果を知らないと改善したい症状に対処できません。

自分の痛みの原因はどこかというのはなかなか自分で知ることは難しいので

病院や整骨院など身体の知識がある人に診てもらい

その対処方法もしっかりと聞いておきましょう。

もちろんカラダ会議室でも完全サポートさせていただいております。

自分の痛みの原因を知って

効果の出にくいケアを続ける無駄をやめて

より良いケアを行って今の痛みを改善しましょう!

足首の話

投稿日: 2015年10月30日 カテゴリー:

今回は「足首」の大切さのお話です。

足首と言いますと皆さんは捻挫を思い浮かべると思いますが、

捻挫はもう痛くないから治った!

というほど簡単な関節ではありません。

確かに日常生活ではほぼ問題ないほどの動きはできるのですが

捻挫をすることで足首の関節に小さなズレが生じて

痛みはないが、歩くときの足の着き方や姿勢が悪くなっていることがあるのです。

それにより膝の痛みや変形や、長時間歩くと疲れやすいなどの症状が出てきます。

良く聞く「偏平足」も足首が原因の一つです。

上の図のように「足首」は多くの骨で構成されていて

一つ一つバランスをとっているのですが

捻挫をすると骨を支えている靱帯が伸びてバランスが崩れます
(これがいわゆる捻挫を繰り返すと関節が緩くなるということ)

これを正常な位置に戻すこと偏平足や姿勢を良くすることだってできるのです!

方法は様々で引っ張って整復したり

足首の軸を整えてストレッチさせることで戻したりとあるのですが

流石に自分でできるかというと難しいです。

整骨院やリハビリ施設などで診てもらうことできれいに整えてくれるかと思います。

全身を支えている足首を整えて姿勢や膝痛の改善を目指しましょう!

偏平足の話

投稿日: 2015年10月28日 カテゴリー:

「自分、偏平足なんです。」

整骨院で働いている時によくお客様に言われました。

なんとなく偏平足ってつちふまずが平らになっている

そのようなイメージがあるかと思います。

では偏平足になると結局どうなるの?

偏平足になったらどう対処すればいいの?

今回はそんなお話です。

ではまず偏平足になるとどのような症状が出るのか

皆さんのイメージ通り偏平足はつちふまずのカーブがなくなって

平らになってしまっている状態です。

つちふまずの役割としてカーブが足を着くときのクッションになり

衝撃を吸収してくれるものです。

そのクッションが無くなってしまうってことは

一歩一歩あるくごとに自分の体重の衝撃が逃げ出せず

体に衝撃が伝わってしまうのです。

長く歩くと足が疲れやすいというのはもちろんのこと

クッションがなくなっているのをカバーするために歩行時に正常な足の着き方できずに

歩き方も悪くなってしまいます。

そして歩き方が悪いと足首の関節が不安定になったり

膝のO脚につながったりと一つ一つがどんどん悪い方向へ進行していってしまうのです。

さて、偏平足になったらどう対処すればいいでしょうか。

やはり一度変形してしまうとなかなか戻るにも時間がかかってしまうのが現状で

治療にも日常生活で気をつけることが必要です。

つちふまずを作るサポーターやテーピングをまくのが一番簡易的で

平らになったつちふまずにカーブを作ってあげることができます。

しかしそれだけでは根本的な原因が解決しないので

どうしても足の裏の痛みが強く出てしまう、疲れが取れない

などあるようでしたら病院などで足首の関節の向きや歩き方など

しっかりと理解して解決しなければなりません。

ご自分でやる日常生活動作を変化させたり

運動療法やマッサージで十分に効果が出てくる症状なので

諦めずにケアを続けてくださいね。

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