10月に入って朝晩は「寒いな」と感じるようになってきましたね。
昨日施術させていただいたお客様で
どうしても腰とお尻に痛みと鈍痛があって動くのがツライ
ということで腰をほぐしてほしいと言われました。
腰を触ってみるとピンポイントで硬いところはあるが、全体的にはそこまで硬くなっていない。
お尻の鈍痛は軽度の神経症状が出ているみたいですが常時痛いわけではない。
週に3回はジムに行っていて、マシントレーニングやスクワットをやっている。
前屈では床にぴったり掌が付くくらい柔軟性はある。
このような状態でした。
背中側全体は大きな原因となるものが見られません。
しかし、うつぶせで膝を曲げるストレッチをしてみると、ももの前に痛みが出て、かかととお尻がくっつかない。
股関節を後ろにそらせるようなストレッチをするとほとんど伸びない。
そうです、身体の前側の筋肉が硬くなっているのです。
人間の体は前後左右全体的なバランスがとても大切で
背中が柔らかくあっても前側が硬いと姿勢が崩れて様々な症状が出ます。
お客様自身も腰が痛いからマッサージ機に乗ってほぐしていたのですが全然よくならなかったそうです。
よくストレッチと聞くと皆さんは
前屈だとかアキレス件伸ばしとか身体の背面を伸ばすストレッチをイメージして
背面側を伸ばすことばかりやってしまいます。
そもそも前側の筋肉の伸ばし方を知らないっていう方も多いです。
そこで今回施術したお客様には
お腹・骨盤の前・太ももの前を重点的に施術とストレッチを行ったところ
腰の痛みやお尻の鈍痛、脚の上りが大きく改善されたようです。
そう、腰は腰!というわけではないのです!
身体の全体のバランスというのは
日常の生活スタイルや、動作でどんどん悪い方向に固定されていくこともありますし、
今回のお客様のようにジムに行っているような方でも
ストレッチのやり方や効果を知らないと改善したい症状に対処できません。
自分の痛みの原因はどこかというのはなかなか自分で知ることは難しいので
病院や整骨院など身体の知識がある人に診てもらい
その対処方法もしっかりと聞いておきましょう。
もちろんカラダ会議室でも完全サポートさせていただいております。
自分の痛みの原因を知って
効果の出にくいケアを続ける無駄をやめて
より良いケアを行って今の痛みを改善しましょう!