おはようございます。
カラダ会議室代表 山名真悟です。
12/17に書いたブログでハイヒールを履くとむくみが出やすいという話をしました。
http://karada-k.net/modules/d3diary/index.php?page=detail&bid=21&req_uid=1
そこで今回もハイヒールを履いた時のカラダへの影響を書きたいと思います。
以前施術をした女性が
「ヒールを履いて1日過ごすと腰が痛くなる」というお話をいただきました。
これはやはりハイヒールの影響で痛みが出ている可能性があります。
ハイヒールを履くと背伸びの状態になるのでカラダが少し前傾姿勢になりバランスが悪くなるということです。
左が正常に重心線が真っ直ぐに伸びている状態です。
しかし右側はヒールを履いたことで下半身が前に倒れます、
そのまま上半身も前に倒れてしまいますとスキージャンプみたいになって転んでしまうので。
上半身を腰から反って真っ直ぐ向かせます。
そうすると腰を反って動いていることで圧がかかり
腰の関節に負担がかかってしまうということです。
毎日ハイヒールで立ち仕事をしている方など、この姿勢を続けていますと、
骨盤の位置もどんどん前傾していき、骨格も変形していってしまうのです。
よくテレビなどで「骨盤が曲がっていますね」とか「骨盤が傾いています」など言っていますが
このような日常生活で悪い姿勢が続くことでこういう症状が出てきてしまうんですね。
特に今は痛みが無くても
それは腹筋やお尻の筋肉がまだ支えられているだけで
だんだんと筋力が落ちていったり柔軟性が悪くなることでジワジワと負担はかかっています。
ハイヒールはこの姿勢をとることで、
ピップアップ効果がみられたり、腰の反りが美しいラインに見えるという効果があるのですが、
気を付けておかないといけないですね。