健康経営を考える

投稿日: 2016年7月20日 カテゴリー:

おはようございます。

カラダ会議室代表 山名真悟です。

蒸し暑い時期になってきました。

夜も寝苦しく脱水症状を起こしたり

暑すぎて眠れないなど感じている方も多いでしょう

水分補給と栄養補給、部屋を涼しくすることを忘れずに

決して大丈夫とは思わずに対策してください!

さて前回に続き「健康経営」について書いていこうと思います。

私がなぜ「健康経営を意識しましょう!実施しましょう!」と伝えているのは

やはり身体に関わる仕事をしているからだけでなく

それに苦労していたり、悩んでいる人と沢山会ってきたからです。

町の整骨院で10年以上働いているといろいろな方と出会います。

もちろん重症ではない方も多いですが

自分の身体への意識が薄れていて、思いもよらないことになってしまったお話し。

『長距離トラックの運転手さん』

いつも長距離運転で運転姿勢も悪く

整骨院に来ると腰から下がバキバキに硬くなっている患者さん

ご自分でも腰が悪いのがわかっていて、定期的に治療に来るのですが

そこまで頻繁にはケアできず痛み→ケア→軽減→仕事→痛み……

というようなサイクルで治療していました。

しかしその患者さんが急にパタリと来なくなり

3か月くらいして「最近○○さん来ないね。」とスタッフと話をしていた頃にいらした患者さん

話を聞いてみると

「仕事が忙しくなっちゃって1か月半くらい無理して頑張ったらぎっくり腰しちゃって、

病院で診てもらったら結構重症だったみたいで1か月入院してた。」

というはなしでした。

詳しく聞いてみると会社の人が足りなくて困っているときに

一人急にスタッフが辞めちゃって、その仕事を全部まかなって仕事していたようです。

そんな時にその本人もぎっくり腰。

ぎっくり腰をした本人も、会社も大慌てだったそうですが

本人は痛みでそれどころではない状態で入院

そんな内容でした。

今回は長距離ドライバーさんの話でしたが

この様な話はどの会社でもあるのではないでしょうか?

このアクシデントを仕方ないことと考えるか、何かしら対策をとるかでは大きな違いがあると思います。

その会社は規則はしっかりしていて

運転前のお酒が残っていないかのブレスチェックや健康診断はきっちりやっているようですが、

「それは国の決まりだからね」と本人もわかっていて

健康診断で再検査の通知が来ても行かない人もいれば

行ったけど薬を一回もらいに行っただけ、そんな社員がほとんどです。

そこからもう一歩!

会社の健康診断でどうすれば引っかかる社員を少なくできるかを考えたり

それを実行する計画を立てる事が健康経営の第一歩です。

休みが取れる日を多くしたり

ケアを会社から勧めたり

食事改善や運動指導などを導入したり

やれることはたくさんあります。

そうすることで

病気や怪我で休む社員も少なくなり

突発的なアクシデントは減りますし

心も体も元気な活気のある会社であれば

社員の離職も減っていくという統計も出ています。

社員の健康は社員一人一人が個別に考えるだけでなく

会社が少しでも協力&フォローしてあげることが

大切になっていきます。

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