突き指で。。。

投稿日: 2015年11月4日 カテゴリー:

カラダ会議室の山名です。

私は中学のころからバレーボールをやっていて、あまり怪我はしないほうでしたが

足首の捻挫と手の突き指はどうしてもやってしまいます。

そして中学の頃突き指をするとなぜか広まる噂

「そんなの引っ張っておきゃ治るよ!」

こんな事を言われまして、自分もよく引っ張ってましたよ。

悲しいくらい。。。

今でもこんな噂ってあるんでしょうか?

私が学生の頃の噂なんで15年近く前はみんな言ってましたからね。

もちろんダメですよ引っ張っちゃ!

突き指というのは

強制的に指が可動しにくい方向に引き伸ばされて、

それを支えている靱帯が炎症を起こしてしまっている状態です。

簡単です、引き伸ばされて炎症起こしてしまったものを

またむりやり引っ張ってしまっては炎症を余計に引き起こします。

靱帯も表面だけの炎症だったものが

部分断裂したり完全に切れてしまうことだってあります。

そんな事をしてしまったら痛みも治療期間も倍増です。

学生で治療期間が延長することはとてもかわいそうなことです。

突き指は絶対に引っ張っちゃだめですよ!

おまけになんで「引っ張る」という噂が出るのか。

これは予想ですが、脱臼して指がおかしな方向に曲がってしまったときは引っ張って治すからだと思います。

しかし、もし脱臼した時は引っ張ればいいんだ♪なんてことはありません。

脱臼した場合は決まった角度で決まった方向に引っ張らなくてはいけないので

素人が引っ張ったところで戻りませんし、これも悪化させる原因です。

他にも色々な医療的な間違った噂ってあるので

またブログに載せたいですね。

10月に入って朝晩は「寒いな」と感じるようになってきましたね。

昨日施術させていただいたお客様で

どうしても腰とお尻に痛みと鈍痛があって動くのがツライ

ということで腰をほぐしてほしいと言われました。

腰を触ってみるとピンポイントで硬いところはあるが、全体的にはそこまで硬くなっていない。

お尻の鈍痛は軽度の神経症状が出ているみたいですが常時痛いわけではない。

週に3回はジムに行っていて、マシントレーニングやスクワットをやっている。

前屈では床にぴったり掌が付くくらい柔軟性はある。

このような状態でした。

背中側全体は大きな原因となるものが見られません。

しかし、うつぶせで膝を曲げるストレッチをしてみると、ももの前に痛みが出て、かかととお尻がくっつかない。

股関節を後ろにそらせるようなストレッチをするとほとんど伸びない。

そうです、身体の前側の筋肉が硬くなっているのです。

人間の体は前後左右全体的なバランスがとても大切で

背中が柔らかくあっても前側が硬いと姿勢が崩れて様々な症状が出ます。

お客様自身も腰が痛いからマッサージ機に乗ってほぐしていたのですが全然よくならなかったそうです。

よくストレッチと聞くと皆さんは

前屈だとかアキレス件伸ばしとか身体の背面を伸ばすストレッチをイメージして

背面側を伸ばすことばかりやってしまいます。

そもそも前側の筋肉の伸ばし方を知らないっていう方も多いです。

そこで今回施術したお客様には

お腹・骨盤の前・太ももの前を重点的に施術とストレッチを行ったところ

腰の痛みやお尻の鈍痛、脚の上りが大きく改善されたようです。

そう、腰は腰!というわけではないのです!

身体の全体のバランスというのは

日常の生活スタイルや、動作でどんどん悪い方向に固定されていくこともありますし、

今回のお客様のようにジムに行っているような方でも

ストレッチのやり方や効果を知らないと改善したい症状に対処できません。

自分の痛みの原因はどこかというのはなかなか自分で知ることは難しいので

病院や整骨院など身体の知識がある人に診てもらい

その対処方法もしっかりと聞いておきましょう。

もちろんカラダ会議室でも完全サポートさせていただいております。

自分の痛みの原因を知って

効果の出にくいケアを続ける無駄をやめて

より良いケアを行って今の痛みを改善しましょう!

足首の話

投稿日: 2015年10月30日 カテゴリー:

今回は「足首」の大切さのお話です。

足首と言いますと皆さんは捻挫を思い浮かべると思いますが、

捻挫はもう痛くないから治った!

というほど簡単な関節ではありません。

確かに日常生活ではほぼ問題ないほどの動きはできるのですが

捻挫をすることで足首の関節に小さなズレが生じて

痛みはないが、歩くときの足の着き方や姿勢が悪くなっていることがあるのです。

それにより膝の痛みや変形や、長時間歩くと疲れやすいなどの症状が出てきます。

良く聞く「偏平足」も足首が原因の一つです。

上の図のように「足首」は多くの骨で構成されていて

一つ一つバランスをとっているのですが

捻挫をすると骨を支えている靱帯が伸びてバランスが崩れます
(これがいわゆる捻挫を繰り返すと関節が緩くなるということ)

これを正常な位置に戻すこと偏平足や姿勢を良くすることだってできるのです!

方法は様々で引っ張って整復したり

足首の軸を整えてストレッチさせることで戻したりとあるのですが

流石に自分でできるかというと難しいです。

整骨院やリハビリ施設などで診てもらうことできれいに整えてくれるかと思います。

全身を支えている足首を整えて姿勢や膝痛の改善を目指しましょう!

偏平足の話

投稿日: 2015年10月28日 カテゴリー:

「自分、偏平足なんです。」

整骨院で働いている時によくお客様に言われました。

なんとなく偏平足ってつちふまずが平らになっている

そのようなイメージがあるかと思います。

では偏平足になると結局どうなるの?

偏平足になったらどう対処すればいいの?

今回はそんなお話です。

ではまず偏平足になるとどのような症状が出るのか

皆さんのイメージ通り偏平足はつちふまずのカーブがなくなって

平らになってしまっている状態です。

つちふまずの役割としてカーブが足を着くときのクッションになり

衝撃を吸収してくれるものです。

そのクッションが無くなってしまうってことは

一歩一歩あるくごとに自分の体重の衝撃が逃げ出せず

体に衝撃が伝わってしまうのです。

長く歩くと足が疲れやすいというのはもちろんのこと

クッションがなくなっているのをカバーするために歩行時に正常な足の着き方できずに

歩き方も悪くなってしまいます。

そして歩き方が悪いと足首の関節が不安定になったり

膝のO脚につながったりと一つ一つがどんどん悪い方向へ進行していってしまうのです。

さて、偏平足になったらどう対処すればいいでしょうか。

やはり一度変形してしまうとなかなか戻るにも時間がかかってしまうのが現状で

治療にも日常生活で気をつけることが必要です。

つちふまずを作るサポーターやテーピングをまくのが一番簡易的で

平らになったつちふまずにカーブを作ってあげることができます。

しかしそれだけでは根本的な原因が解決しないので

どうしても足の裏の痛みが強く出てしまう、疲れが取れない

などあるようでしたら病院などで足首の関節の向きや歩き方など

しっかりと理解して解決しなければなりません。

ご自分でやる日常生活動作を変化させたり

運動療法やマッサージで十分に効果が出てくる症状なので

諦めずにケアを続けてくださいね。

アイシングの大切さ

投稿日: 2015年10月26日 カテゴリー:

朝晩寒くなってきました。

寒さと共にどうしても冷えを感じてしまいます

「冷え」は筋肉がこわばりますし、関節の動きも悪くなってしまいます。

手足がずっと冷たい冷え症でお困りの方も多いですね。

そして今回紹介するのはアイシング!

!?

アイシングって氷とかで冷やすって事?

冷やしちゃ駄目じゃん!と思われますよね。

アイシングは「冷やす」

気温などは「冷える」

この二つは大いに違います!

アイシングとは目的の場所を十分に冷やすことで

冷やした場所の反応を起こし、循環機能を高める効果があります。

冷やした場所は筋肉もプルプルになります!もうプルップルです!!

炎症を抑える効果もあるので、

運動をした後にも効果的です。

ゴルフの練習後、ランニングの後に痛みが出やすい場所などをアイシングすることで

次の日に痛みも疲れも残しにくくなります。

野球のピッチャーも投球後のインタビューなどで肩や肘を冷やしている姿をよく見かけますよね。

冷やす方法も間違ってはいけません。

間違えてしまうと凍傷を起こしてしまったりしてしまうので、

アイシングのやり方もしっかりと覚えてください。

まず覚えてほしいのは冷やす時間

「基本的には10分間」

あまり短いと「冷える」だけですし、長すぎても凍傷を起こす可能性が高くなります。

次にアイシングをすべき症状

アイシングは慢性的な肩こり・腰痛で行うより

スポーツ後など普段以上に使ってしまったときや捻挫など強い炎症を起こしている時です。

感覚的に熱を持っていてズキズキする時、筋肉痛が出そうかなーって時

やっておくことをオススメします。

○冷やす方法で効果的なのは氷をビニール袋や氷嚢に詰めて直接冷やすこと

時間を守ってあげれば効果的かつ安全にアイシングが行えます。

○簡単にできるのはケーキを買うとついてくるアイスノンを使って冷やすこと

しかしアイスノンを使う場合は氷より冷たさが強いので

直接皮膚につけないでタオルや手ぬぐいでくるんで使用してください。

アイシングは最初皮膚にあてたとき冷たくてキーーンとしますが

少し我慢するとだんだんとフワーッとした感覚になります。

その感覚になればアイシング成功です!

あまりにも冷たい場合は、一度離してみたり

氷でマッサージをするように動かしながらアイシングするのも良い方法です。

アイシングは炎症を起こす前にできるだけ早く行うのが基本ですので

自分でやり方を覚えておくことで、病院に行く前により良い治療ができるので

是非、アイシングを試してみて下さい!

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